来年遷都1300年を迎える奈良。壮大なアニバーサリーを間近に控える古都で、一足お先に百周年を迎えたのが、乙女のあこがれ、奈良ホテルだ。
写真はそんな奈良ホテルの記念デザインのコースター。エントランス付近のクラシックなティーラウンジで、お水を持ってきてくれたウェイトレスさんに、「持って帰りたいので上にグラスを置かないで〜」と頼んで（これ、すばやさが必要です！）、無傷（？）のまま持ち帰ってきた大切な旅の記念品。鹿のマークにクラシックなロゴがすごくカワイイと思いませんか？♥
奈良ホテルのオープンは1909年10月17日。明治大正期の建築家・辰野金吾らが手がけた檜造りのクラシックホテルは、誕生以来、皇室をはじめ数々のセレブリティの宿泊先に選ばれてきた。その一人であるアインシュタインが1922年に宿泊した時に弾いたピアノも、現在100周年記念ということで64年ぶりに奈良ホテルに里帰りし、ティーラウンジにて往事の姿を再現中。
下の写真はピアノが設置されているティーラウンジ。この落ち着き。いつまでも座り込んで淡い光を感じていたい。
関西の迎賓館としての歴史を今に伝える重厚な建築とインテリア。
2009年10月17日（土）〜11月23日（月・祝）まで、メインダイニングルーム「三笠」や日本料理「花菊」でもスペシャルメニューが登場するなど、まだまだアニバーサリーイベントがもりだくさんの奈良ホテル。コースター以外にもお楽しみはたくさんのようです。
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