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Kuff Luffの古本ノート展に行ってきた

7月10日まで本郷三丁目の雑貨店Mitteで開催されていた「Kuff Luff 古本ノート展」に行ってきた。

もともとオリジナルの紙雑貨ブランドを展開していたKuff Luff(クフラフ)さんと、装丁は素敵なのに中身がとっつきにくいためどうしても売れ残ってしまう古本をいくつか抱えていたMitteさんがコラボして、リメイクにチャレンジしたという企画展、古本も紙モノも大好きな私としてはすごく気になる試み!


シュバイツァー選集もノートに変身

シックな表紙にマッチする皮のリボンをあしらったのはKuff Luffさん

見返し部分の内貼りはカバーにあわせて新たにデザイン作り起こしたのだそう

私が伺ったのが最終日だったせいか、お目当てにしていた洋書リメイクのノートはほとんど売れてしまっていたけれど、文学全集などの日本の古本から生まれたノートも予想以上にモダンでお洒落。活版印刷の味わい深いフォント、工芸品のように手が込んだ布張り箔押しの古本の手触り……その懐かしい雰囲気を壊さぬまま、シックな皮のリボンやワックスペーパーなどと合わせて新たな命を吹き込んだKuff Luffさんのセンスに脱帽。



ノートだけでなく蛇腹のファイルタイプもあり

展示物ではなかったけれど、会場のあしらいで真似したくなったのが、こちらの古本函植木鉢!

古本を素敵な文具に変身させただけでなく、インテリアとしても大活躍させてしまうなんて、Kuff Luffさんの紙モノのアレンジ力にはただただ感激。古本って本当に捨てるところのない、素晴らしいプロダクトだったのですね!(ちなみに、古本ノートを買うと、中身のテキスト部分も付けてくれます)。

さて、そんなKuff Luffさんから直接古本リメイクを教えてもらえるワークショップも今週開催されるそう。詳細はこちら(※10日18:30時点でもう2名埋まっているそうなのでお申し込みはKuff Luffさんのツイッターまで直接お早めに)。

好評のうちに終了した古本ノート展も、しばらくの間はMitteさんに頼めば、ご希望の方には個別に見せてくれるらしいので、可愛いヨーロッパ雑貨を探しにいった折に、頼んでみてはいかがでしょう。いつまで見せてくれるのかなどは直接お店にお問い合わせを。


おまけ画像。こちらもKuff Luffさんのオリジナルカード。可愛くて涼しげで、この季節にぴったりの透明感あるカード

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Kuff Luff
Mitte

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