去年に引き続き、今年も伊勢丹にやってきた話題のセレクトショップ、パリのmerci(メルシー)。
伊勢丹のサイトにも紹介されているとおり、merciが注目されたのは、そのセレクトのすばらしさだけでなく、収益の一部をチャリティというかたちで社会へ還元するという試みが新しかったから。高級子供服ブランドBonpoint(ボンポワン)のオーナーが、その収益をもとに社会貢献をしたい、と思い立ち、生まれたお店なのだ。
私も2年前、そんな注目のmerciをパトロールしてとても楽しかったので、今回はその時の感想を交えつつ、たくさんの写真で、パリのマレにあるショップへのバーチャルクルーズへお誘いにしたい。
上に掲載した入り口は、merciのウェブサイトのトップページイラストと同じショット。ここで記念撮影している人、多いですよね。
入り口を入ると驚かされるのは、まずその広さ!
via TRENDLAND
via French By Design
地下から2階までの3フロアの総面積は約1500㎡、元々はインテリア関係の倉庫だったのだとか。
via French By Design
家具やインテリア雑貨だけでなく、センスの良いヴィンテージの洋服も扱っている。
via Hazed Affection
個人的にすごく良かったのが、このずらりと並ぶ古書の棚に併設されたカフェスペース。大迫力の巨大な書棚を眺めながら、まるで図書館でお茶を飲んでいるような気分を楽しめる。もちろん並んでいる本の購入も可能。ばらばらとぶらさげた電球の連なりもインテリアの参考になる。こんなに大きくなくていいから、自分の家にも欲しいスペース!
そして、かわいいオリジナルのおみやげもゲットできる。写真は、先日来日したパリ在住の友だちがお土産に買ってきてくれたリバティプリントがかわいいブレスレット。ラフにカットした布がかえってかわいい。
最初は何に使うかわからず、「これなに?」と聞いてしまったけれど、友だちによれば、「別にネックレスにしてもいいし、ブレスレットにしてもいいし、チャームみたいにバッグなどにぶらさげてもいいし、使い方は自由なのでは?」とのこと。
今回の伊勢丹の「merci “la rencontre”」でも、一つ1,260円で販売されるらしいです(ウェブサイトより)。
お固く考えがちな「社会貢献」も、ファッションや雑貨を楽しみながら気軽に出来る、そんな新しいタイプのお店、メルシー。パリを訪れたらぜひ足を運んでみたい場所だ。