乙女チップス
カワイイもの、古いものを集めた乙女派ウェブマガジン
コンプリートしたい! ぽれぽれ動物
Categories: かわいい, 雑貨

以前、Afternoon Teaで買った木製のロバがいつの間にか店頭から消えてしまい、もう二度と会えないかもしれない、と記事に書いた

ところが先日、自由が丘にオープンしたLuz自由が丘をパトロールしに出かけ、ショップの一つであるAfternoon Teaをぶらついていたら、あのかわいいロバの仲間らしき木製の動物たちがたくさん並んでいたのである。見かけない新顔も多く、特に心を惹かれた羊を手に取ってみると、おなかのぶぶんに「T-Lab」という文字。ようやく、私はこのどこの子だかわからなかったロバの作り手を見つけ出すことができたのだ。

手作りらしくひとつひとつ顔がちがう羊の中から、一番びびっと来た子をつれてかえり、ネットで検索してみると、T-Labは芦屋にある手作り雑貨を手がけるメーカーだった。

ロバと並べてみた。なかよしができた!

サイトを見るとちゃんと我が家にいるロバの兄弟たちも元気なようで一安心。T-Lab代表の田中純子さんによると、この動物たちの名前は「ぽれぽれ動物」。「pole pole(ぽれぽれ)」はスワヒリ語で「ゆっくり」という意味で、のんびりした動物のイメージと手作りで一つずつ丁寧にゆっくり作っているイメージ、T-Labのテーマである「ゆっくりをカタチに」をイメージしてネーミングされたそう。2005年に10種類からスタートしたぽれぽれ動物も、現在は27種類に。一番人気のキャラクターは長いまつげが愛らしい「ウサギ」だという。

このぽれぽれ動物、見た目のかわいさだけでなく、実際に手にとってみると、ふうわりと軽く、木製なのにさわりごこちもすべすべとやわらかく、そのゆったりのんびりとした風貌にぴったりな材質も魅力的。木そのものへのこだわりも相当強いのでは? と問い合わせてみると、「ぽれぽれ動物に使用しているのは学名『アルビシア ファルカタ』といい、痩せた土地も肥沃にするため熱帯地方で多く植樹されています。T-Labでも昨年から独自に植林の試みをはじめています」と田中さん。材料そのものから手作りしていくなんて、すばらしいものづくり精神!

新作のデザインは年に一回とのことで、ちょうどいまはコアラやひつじ、ダチョウが仲間入りしたところ。ぽれぽれ動物のサイトにはみんな仲良く勢揃いしているけれど、販売店によっては、数種類しか置いてなく、かつすぐに在庫がなくなったりするから、目があった瞬間に手に入れておくことを強くおすすめ。だいいち、ハンドメイドだからひとつずつ顔が違って、それぞれが唯一無二の存在なのであります。

ロバと一緒に明るい窓辺に住んでいます

色数を抑えているせいか甘すぎず、「かわいい」と「かっこいい」と「おしゃれ」が絶妙なバランスで共存していて、性別を問わず飾りたくなるデザイン。サイトを眺めていると、サイにカバ、アザラシにハリネズミと、動物園にいるような仲間たちも多く、どれもこれもかわいくて、いつかコンプリートできたら! と夢も膨らむ。

東京ではアフタヌーンティーの他に、

・croissant croissant二子玉川店
・chambre de croissant町田店
・CUISINE HABITS 自由が丘店
・東急ハンズ池袋店

など多数の店で発売中(2009年7月末現在)。ネットでも売っているみたいなので、「ぽれぽれ動物」で検索してみよう。

T-Lab

<関連記事>
もう会えないの? Afternoon Teaのロバ

Comments are closed.