いや、もうSANAAがどんなにすごい建築家であるとかはWikipediaにおまかせするとして、SANAAファンならみんな知ってる左のうさぎ椅子(本当の名前はSANAAチェア)は、どんなに尖った空間も瞬時に可愛くしてしまう魔法のインテリアだと思う。
SANAAの建築って、白っぽくて透明感があって、ぱりん、と割れてしまうのではないかくらいの独特の軽さがある。
たとえば、以下のような感じだ。
New Museum of Contemporary Art,New York
海の駅、直島。
金沢21世紀美術館
独特の軽さと洗練が伝わっただろうか。
が、そんな繊細な空間でこの椅子に出会うと、とたんにほほが緩むというか、暖かい気持ちになるのである。
このうさぎ、我が家にもぜひ欲しい!
実はこの記事を書くまで知らなかったがhhstylecomのサイトなどでふつうに買えるようだ(現在は品切れ中)。このサイトにはデザイナーからのメッセージも掲載されていて、「普段は特に意識することはありませんが、自分が意識していないことでも、海外の人から日本的だと評されることがあります。かたちといとうものに対する認識の仕方が違うような気がします。(Kazuyo Sejima + Ryue Nishizawa / SANAA)」とある。
この椅子が日本的とは全く意識しなかったが、海外から見るとそう見えるものなんだろうか。
・ SANAA