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パリ「うずらが丘」のニットカフェ、ロワジヴェテ

昔のパリの雰囲気を色濃く残す、「うずらヶ丘」(ビュット・オ・カイユ Butte aux Cailles)と呼ばれるパリ13区のノスタルジックなエリアに、昨年、アメリカ人女性が本格的なニットカフェ+サロン・ド・テ「ロワジヴェテ L’OisiveThe 」をオープン。おそらく、パリでは唯一のニットカフェで、ほっこり系のおやつのレパートリーだけでなく、毛糸のセレクトもとても魅力的、と評判だ。

これまで巡ってきた手芸店は、どちらかというと、「ロマンティック」という形容がぴったりくる、いかにもパリらしいインテリアだったけれど、ロワジヴェテはオーナーがアメリカ人ということもあって、ずっとポップな印象。外壁を飾っている子どもがクレヨンで気ままに描いたようなのびのびとしたイラストもかわいい。


アメリカやカナダのふわふわの毛糸の中には、パリ市内ではここでしか手に入らないものも多い。


やっぱり気になるアメリカンスタイルのおやつ。焼き立てのスコーンが美味しそう!

やっぱりアメリカ人ぽいなー、と思ったのは、ウェブサイトに力を入れていること。独自ドメインを取ってしっかり作っており、各種ソーシャルメディア対応もばっちり。


ロワジヴェテのサイト、お店とおなじほっこり系デザイン

もちろんfacebookのファンページもしっかり運営しており、今すでに600人以上が「いいね!」と言うなど、なかなかの人気ぶり。
このfacebookのファンページには、定期的に行われている編み物イベントに参加している女性たちの姿もたくさん掲載されていて、とにかく楽しそう。

ロワジヴェテのまわりは、昔のパリの面影をそのまま残した低層の建物が並ぶ雰囲気たっぷりのエリア。このあたりはグラフィティアーティストの作品も多く、ぶらつくには楽しいところなので、 懐かし散歩のついでに美味しいおやつとふわふわの毛糸と出会いに立ち寄ってみてはいかが?

L’OisiveThé
10 rue de la Butte aux Cailles et 1, rue Jean-Marie Jégo 75013 PARIS
火 – 木: 12:00-19:00  金 – 土: 12:00-20:00   日: 12:00-19:00 ※2010年4月調査時

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